二重人格神様





「あ、あぁ…気持ちはわかったよ…てか、そんな風に見られると照れてしまう…」


「海鈴さんっ」


「いや…だから……えっ…と…その…」


「なんでもいいんです!私に出来ることなら、なんでも!」


「…なん、でも?」


反らしていた視線を戻しブルーの瞳に向かって私は頷く


「はい」


うん、なんでもいい。私に出来ることなら…なんでも



ゴクリと息をのみ、瞬きをせずに海鈴さんを見つめれば抱き締めていた身体を離し


そのまま顎を触りながら、妖しい笑顔を浮かべる


「そうか、それは…いいね」


「…え?」


「なら、いのりにしか出来ないことがあるよ」

「ほ、本当ですか!?」

「うん、あ、でもその前に…約束の契約書を書こうか。アレスから貰った、それ、貰えるかな?」


私の手にあった、白紙を指さし


それを渡すと、海鈴さんはペンを取りだしなにやら書き始める




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