二重人格神様





「なら、私も…なにかしたい」


「え?」


「守られてばかりでは…私も辛いです」


「…」

「だから、何かしたいです」


「何か…って、言われても…」


「この屋敷で、働くのはダメですか?掃除とか、料理とか…なんでもいいんです」


掃除をしてる女の神様もみたし、料理している神様も見た


だから、私に出来ない事じゃない。家事なら、お父さんの代わりにしていたんだもん



「お願いします。海鈴さん」


「…んー…参ったな…」

「ダメなんですか?」


「ダメじゃないけれど…花嫁がそんなことは、しない。していたら、君は僕に気に入られようとしてるって、思われてしまうよ?」


「そんな…」


だけど、わたしは…したいんだもん


「守られるなら、それなりのお礼がしたい…」


抱き締められたまま、顔をあげ上目遣いで見つめると海鈴さんは視線を反らし、頬をかく



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