「ぅん…」
「なら、仕方がないよ」
グレン君が気にしないよう、明るい声で言うとグレン君は瞳に掛かる髪の毛を耳にかけ私を見つめる
「あのね、いのり…」
「はい?」
「僕は…神様として未熟なんだっ」
「…ぇ?」
「僕の瞳は…悪魔が住んでるって…言われてるんだ…」
「………」
「だから、僕は…ずっと、言われ続けたの…悪魔とか、気持ち悪いって…」
「そんな、こと…」
「そんなこと、あるんだっ…僕達の世界は…この目が悪魔なんだっ」
ブルーとゴールドの瞳が揺れ動き、潤んだ瞳を乱暴に服でぬぐう
「だから、わかって、いるっ、んだよぉ…なのに、あいつらは…僕を…苛めるんだぁっ」
「…」
あいつらって、きっとルーテルさん達だよね?
「う…ん…」
「僕のこと…嫌な目でみるんだっ…殴るんだっ…よ…だから、花嫁なんて…僕…ぼ、く……う」
ポロポロと涙が流れ、拭くのが間に合わないくらい
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