二重人格神様





見たことのないような瞳のグレン君。威嚇するような…そう、まるで…


昨日…グレン君を見つめていた海鈴さんのよう



それなのに、ルーテルさんは気にすることなく笑顔で見つめ続けていると…



「来るな…この悪魔!」


「…………」

「…え?」


ぐ、グレン君!?ルーテルさんになにを!?


「あ、あの…」


「ふふ、グレンさんってば…悪魔なのは、グレンさんの瞳よ?言葉はきちんと覚えないと…お兄様の足手まといですわよ?皆様に、それは何回も言われたじゃない」


「うるさい!お前なんか嫌いだっ!悪魔はお前なんだっ!」



「あっ…グレン君!」



そう叫ぶと、グレン君は勢いよく私から離れ、唇を噛みしめると


一目瞭然に部屋から出て行ってしまった



「………あ」



ぐ、グレン君…



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