二重人格神様





え、グレン君?


「どうしたの?グレン君?」


「……っ」


唇を噛みしめ、震えながら小さくなるグレン君


明らかな違いに振り向こうとすると―…



「あら、いのりさんではないですか」


「…あ」


ニコリと笑い、ルーテルさんは二人の女性を連れ部屋に入ってくる


「ど、どうも。こんにちは」



頭をさげ、立ち上がるとグレン君はそのまま脚にしがみつく



「こんにちは。話し声が聞こえましたので、気になって来てみたんです。ね?皆さん」


「はい、ルーテルさん」


「こんにちは。いのりさん」


「あ、はい。こんにちは」



相変わらず、美しい二人に、飛び抜けて可愛いらしいルーテルさん


うっ…なんか、この彼女達を目の前にすると自分が悲しくなる


綺麗で、羨ましい…なんて思うとルーテルさんはプルプルの唇を開く




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