「あー、私は気にしないで行って来ていいわよ。取り敢えず、話はしておくから」
「あ…は、はい」
良かった。それなら、大丈夫だよね
「ありがとうございます」
「いーえ」
「ほら、早く行こう!」
「う、うん」
フェイランさん、大丈夫だよね?
少し不安だけれど、気にしても仕方がない
そう思い、私はグレン君に手を引かれるまま部屋を後にした
――――――…
――――…
いのりとグレンが出ていったあと、フェイランはその場に残り再び脚を組みニヤリと笑う
「ふっ…グレン様を手なずけるとは…やるな。人間」
綺麗な髪の毛を手ですくい、そのまま結びあげフェイランは外を眺める
「これは、アイツが来るのも遠くはない」
そう呟き、フェイランは自身のティーカップに紅茶を注ぎ色っぽい唇をあて喉に流しこむ
「…さぁ、楽しくなりそうだ。小鳥ちゃん」
.


