いや、どっちなんてない。きっと、誰かにやられたんだろう…
でも、それを追求するのは…よくないか
グレン君がそう言うのなら、今は…そうゆうことにしよう
「分かった。しつこく聞いてごめんね」
「ううん…っ」
「よし、じゃあ次は額ね…あー…と、前髪あげていい?」
グレン君の前髪は長く、片目は髪の毛によって隠れてる
銀色の綺麗な髪の毛にも血がついていて、髪の毛をあげないと手当ては出来ない
そう言い、包帯を手にグレン君に言うと、あからさまにグレン君は視線を落とし額の傷を触る
「あ…ここは…だい…じょ…ぶっ」
「え?」
「もう、大丈夫だよっ」
「え、でも…」
額が一番酷いのに…
「ダメだよ。血が出てるし…放置したら大変なことになっちゃう」
「だけ、ど…」
「痛くしないから、ね?大丈夫」
「……」
視線を落とし、言葉に詰まるグレン君の額にふれ、ゆっくりと髪の毛を上げれば
落としていた視線があがり、グレン君の2つの瞳が私をうつすと…
「…あ」
その2つの瞳に私の胸がドクンと高鳴った
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