「同じことを、何度も言わせるな」
「うっ…ぐっ」
………あ
「グレン、立て」
「…う…ぐすっ」
…駄目…だ、め…だよ
「グレン!」
「海鈴さん!」
「「……」」
海鈴さんが叫ぶと同時に名前を呼ぶと海鈴さんはグレン君から目を離し私を見る
…………あ
いや、見るんじゃない…私を威嚇するよう瞳に私も負けじと見ると彼はチッと舌打ちをしそのまま黙ったまま私に背中を向ける
「グレン、お前には失望した」
「ぇ…あ…」
「…海鈴さん…」
「弱い弟は、いらない」
「お…に、兄様ぁ!」
そう言うなり、泣きじゃくるグレン君を置いて海鈴さんは屋敷に戻って行ってしまった―…
「…………」
残ったのは、私とグレン君。そして少し離れた場所にアレス
「……」
ねぇ、海鈴さん…なんてことを言うの?
いらないって…そんなこと、言っちゃ駄目だよ…
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