う、うわっ…か、格好いい…
ニコリと笑うほくろのある口元からこぼれる白い歯
そして、外国人のように美しく大きいブルーの瞳
肩に掛かるくらいの銀色の髪の毛
スラッとした高身長ながらも、その雰囲気はとても穏やかで怖さを全く感じない
こんな人……この村にいたっけ…?
一度みたら、忘れることが出来ないほど格好よく
思わず、ボォーと彼を見ているとコクリと首を傾げられる
「えっと…聞いてる?」
「え…?」
あ、しまった。つい、見とれてしまった
「こ、ごめんなさい…はい、私の帽子です」
「そう、良かった。はい」
「…あ」
長い手が伸びてきて、私の頭に帽子を被せる
「…あ」
な、なにこの人…いかにも慣れてるような仕草に顔を赤くしながら見上げるとそのまま肩に手をおきクスッと肩を揺らす
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