「…ん?」
三角のように平べったい物体
あれは…なんだっけ…?随分前に、お父さんと水族館に言った時に見た覚えがある
確か…確か、あれは……
「…エイ?」
「はい」
「なんで、エイが…え、だってここは湖…」
「関係ないんです。この湖には様々な生物がいます。あのエイは怪我をしたところを我々が保護したのです」
「…」
保護……フェイランさんも、そんなこと言っていたっけ…
昨日の会話を思いだしながらエイを見つめるとクルクルと旋回しながら水上に上が、それをみたアレスはクスリと笑う
「そうか、恩にきることはない」
「…え?」
「もう少ししたら、帰れる。それまで待っていて欲しい」
アレスがそう言うと、エイはさらに旋回を繰り返し深く潜っていってしまった
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