「はい。私どもの世界の植物にも寿命と言うものがあります。なので、限られた命の中、美しく咲いて欲しく毎日手入れを欠かしません」
「…へぇ」
「海鈴様も美しいものが好きですので、頑張っています」
「そうなんだ。ちなみに、アレスがやっているの?」
「いえ、私の使命は隊を率いて治安を守ることですので、庭の手入れはおもにフェイ様です」
あー…フェイランさんか…なんか、分かるかもしれない
フェイランさん、男なのに綺麗だもんね…綺麗だから花とか似合うもん
そう一人で納得していると、アレスは不意に立ち止まりその場にしゃがみこむ
「あ、いのり様。あちらを御覧ください」
「…え?」
湖の中を指差し、私も彼の隣りしゃがみこみながら湖をみると何やら平べったいものが動いている
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