優しいのに、少し強引とか…上手いんだから…
そんな行動に返す言葉が見つからず、私は海鈴さんに背中を向けると背後でクスリと声が聞こえギシッとベッドが沈んだ
1メートルおいての背中合わせなのに…部屋中に響きそうなくらいドキドキしてる
聞こえて、ないよね?
聞こえてたら、恥ずかしい…
こんなにドキドキして、寝れるのか…そう思い、無理矢理瞳を閉じると忘れていたあることに気づく
…あ…そうだ…
「…あの、海鈴さん?」
シーツをはがしそのままの体勢のまま口を開く
「なに?抱き締めて欲しいとか?」
「ち、違います…そうじゃなくて……電気、消さないんですか?」
天井に吊るしてある、お洒落なガラスで作られたライトに壁にある小さなライトを指さすと
海鈴さんは、見ることもなくコクりとうなずく
「…消さないよ」
「…え?」
「暗い場所は、あまり好きじゃないから」
………?
「え?あ、あの…今、なんて言ったんですか?」
小さな声で、あまり聞き取れなかった
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