「はは」
「…っ」
「大丈夫だよ。何もしないから。そんなに飢えてないしね」
「そ、そうゆう問題じゃなくて…」
「いいから、早くおいで」
グイッ―…
「…あっ」
腕を掴まれ、そのまま引かれると海鈴さんの胸に飛び込むように抱きしめられる
「…ちょ」
「掴まえた」
「か、海鈴さんっ」
「助けてもらう君に拒否権はないよ」
「…あっ」
ゴロンとそのままベッドに倒れ込み、1メートルほどの距離をおき海鈴さんは私に布団をかけてくれる
「大丈夫…本当に何もしないから、素直にねて」
「…っ」
頬杖をつきながらみつめられ、恥ずかしくて仕方がない
か、海鈴さん…なんて意地悪なんだろう…
だけど、この一メートルの微妙な距離は彼の優しさを感じる
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