「「 きゃはははっ。 」」
甲高い声で笑う女の子達。久しぶりにきた思い出の場所。そう。私とあの人しか知らない、この場所。


私は、大切なひとを失った。そう。龍太。7月4日の晴れた日だったね。
いつも通り龍太の家でイチャイチャしてたよね?でも帰り道送るって一緒に私の家まで送ってくれたよね。
でも、それが間違いだったんだよね。

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ポンポンっ
「じゃーな。またな。」
そういって手を振った龍太。まさか。龍太がその後死んじゃうなんて思ってもなかったよ。

「残念ですが。。。」
がくんっー
「いやっ。いやっ。いやぁぁー!!龍太!?目覚ましてっ!お願い!!うっ…ぁぁ…。」
私は、ただ泣くしかなかった。この心にあいた大きな穴を埋めたかった。