お兄ちゃんの仕事が終わるのをカフェでミルクティーを飲みながら待ってた。
お兄ちゃんは仕事が終わってすぐ来てくれたのか、40分くらいしか待たなかった。
一緒に帰る途中でお兄ちゃんが、晩飯どっかに食べにいこうって言いだして、家に帰ってすぐ着替えて一緒にご飯食べにいった。
駅前のイタリアンレストランで食べた。
お兄ちゃんとおしゃれなレストランでご飯食べてたらちょっぴり、デートみたいって思えて嬉しくって、いっぱいご飯も食べられた。
「まりちゃん、機嫌なおって良かったよ。本当、真っ青になってたし、心配したよ。」
「だって・・・すごい、泣き声とか聞こえてきて、怖かったんだもん。」
「確かにちょっと、診察室中に響いてたなぁ。でも、あれは俺の診察室じゃなかったんだけど、何してるんだろうって気になるくらいだったね。でも、まりちゃんだって、いつもは、待ってる人を怖がらせてるかもしれないよ?」
「えっ、本当?私の声も響いてる?」
「うそうそ、まりちゃんの泣き声はそんなに大きくないから、待ち合いまでは聞こえてないよ。」
「本当に?」
「大丈夫だよ。」