夜ご飯食べてたら、お兄ちゃんが帰ってきた。
夕方、かおりと一緒にお菓子食べたのもあったけど、食欲がなかったから、お兄ちゃんが帰ってきて、食べてないのを見られたらヤバいって思って一生懸命食べた。
食後しばらくしたら気持ち悪くなってきて、慌てて、トイレにいって、吐いてしまった。
トイレから出たら、お兄ちゃんがいた。
「まりちゃん、大丈夫か?吐いちゃったよな?」
「うん。」
「ベッドに行こうか?ちょっとだけ診るからね。」って部屋に連れて行かれ、ベッドに横になった。
パパとママも心配してついて来た。
「さて、ちょっと胸の音聞くよ。吸って・・・吐いて・・・はい、背中ね、・・・、よし、いいよ。ノドみるよ。あーん・・・、はい、いいよ。お腹さわるよ。痛いところある?・・・」
「大丈夫。」
「うん、特には問題なさそうなんだけど、ちょっと疲れるようなことした?今日は何してたの?」
「ママとコンビニ行ったけど、あとは家にいたよ。夕方、かおりが来たからちょっとおしゃべりした。」
「そっか。わかった。薬はいちゃったから、もう1回飲んでほしいけど、まだ、気持ち悪い?」
「ううん。治った。」
「じゃあ、薬をもう1回飲もう。あとは、ちょっと安静にしてようね。」
「薬、今飲んじゃったら、明日のお昼のがなくなっちゃうよ。」
「うん。午前中に病院も戻るのはイヤだよね?」
「うん・・・グスッ・・・」
「泣かなくてもいいよ。明日の昼の分は、明日の午前中に病院に取りに行ってくるから大丈夫だよ。」

薬飲んで、早くから眠った。