強がり彼女とヤンキー彼氏




そんなあたしを見て、仁はクスクス笑った。


「太るぞ」


「う、うるさいなぁ!もうお弁当作ってあげない!」


あたしが、意地を張ってそう言うと、仁はあたしの頭に手を置いた。


「?」


「嘘…弁当宜しく。」


仁は微笑んでて、あたしは何も言えずコクリと頷いた。


「よしよし、いい子だ」


あたしの髪をワシャワシャする。

「ちょっ!やめてよっ」


せっかくセットしてたのに…!