「え!!じっじじじ仁がっあた、あた、あたたた、あたしの事が!?」



動揺しまくりの宇島 小夜。


こいつは究極のアホ&馬鹿だ。



「……まぁ、そういう事。」



これ以上この体勢だと理性がやべぇからな。

自分から押し倒しといてだけど…

こいつは俺の事、好きでも、友達とも思ってなかったみたいで…


ただの知り合った奴だった。


まぁ、そうだよな。

宇島 小夜からしたら、最近初めて会ったって事だしな。



俺は宇島 小夜から体を退かし、背を向けた。



「俺の事意識してろ。」


俺はそう言って鍵をかけて理科室を後にした。