「…誰にも言わないって約束してくれる?」 「当たり前じゃん。 それはアタシも同じ。」 そう美穂に約束してもらい、勇気を出して亜紀は話始めた。 「…アタシのはなしはね、もう過去のコトなんだけど。 幼馴染みの男の子がいてね… アタシちっちゃい頃からずっとそのこのことが好きだったんだ。 美穂ちゃんとは少し違うけど… アタシの場合は小さい頃から大きくなったら結婚しようねって約束してたんだ。