「拓巳~まだ寝てるの?早く起きないと、遅刻するわよ!」 笠原拓巳。 中学3年生。 拓巳は母に言われてあわてて起きる。 いつもと何も変わらない朝。 眠たい目を擦りながらリビングがある1階へと降りる。 「拓巳、ちょっといいか?」 そう言ったのは、父だった。