「はぁ………」
「どうしたの？詩織がそんなため息ついて」
「ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶあってね…」「だからそのｶｸｶｸｼｶｼﾞｶはなんなの！」
「…隼人君に告白された」
「ええ!!嘘！」
「本当なの。」
「へー、当然付き合うんでしょ？」
「それがね…」
「なによ」
「うーんってとこなんだよね」
「あぁ…女子からのイジメがあるもんね」
「いやそんなのはいいんだけど…」
「んじゃなによ」
「…悠斗君が気になるの。何にも話してくれないし…嫌われてるのかなぁ…」
「ふーん…告白はいつするの？」
「ん！？」
「だから、いつ告白…」「いや、なんで告白になるわけ？」
「え!!だって好きなんでしょう？悠斗君の事が」「え!!？」
「え？違うの？」
「違うもなにも…」
「だって気になるんでしょ？」
「うん…」
「はあ～…詩織って本当に鈍感だね…」
「え？」
「気になるっていうのは世間では恋と呼ぶんだよ！！」
「ええ!!」
「もう！本当に鈍感なんだから」
そんなころ真鍋家は…
『おい、悠人』
『…なに』
『俺さぁ詩織ｃに告白したんだ』
『は？』
『詩織ｃの返事まだかなぁ』
『…お前』
『ｸｽｸｽ…悠人さぁ、最近感情だしてくれるようになったよね』
『………』
『詩織ｃのおかげでしょー？』
『かもな…』
『あは…悠人詩織ｃが好き好きって感情がだだ漏れＷ』
『っな/////』
『しょうがねーから詩織ｃは譲ってやるよ。詩織ｃに会った時に言っといて。取り消しって』
『あぁ…』
『その袋に入ってるキーホルダーも渡すんだろ？』
『なっなんで知ってる』『お兄様は何でもしってるからだＷ』
『冗談よせ』
ピーンポーン…
と呼び鈴がなった。
『悠人でて』
『…はいはい』
『誰です…』
『か………』
「悠人君！話があるんだけど…」
『わかった…』
『兄貴、夏目さんと会ってくる』
『おー！キーホルダー渡せよ！』
『おう…』
