次の日

「おはよー！」
私はすっかり立ち直った。
「悠人君おはよー！」
『あ…あぁ』
「紗良おはよー！」
「詩織！おはよー」
『…昨日はごめん…』
と悠人君がしんみりした顔で言ってきた。
「全然大丈夫だよ！！気にしないで！」
「え？何々？詩織がなんかやったの？」
「もぅ!!紗良は関係ないからいいの！」
「ちぇ！隠し事するな～Ｗ」
「もういいじゃん！あ、悠人君は本当に気にしなくていいから！」
『…ごめんな。んじゃ』そうして教室から出てった。
「そういえば今日もテストだね」
「え！？」
「え、また忘れてたの！？」
「まってまってまって～～～！」
「そんなに言っても時間は待ってくれないよ♪」「なんでそんな楽しそうに言うの～～！」
そしてテストの時間はあっという間に過ぎ去った…
「…20点」
「またぁ？」
「5点上がったもん！」
「はい。真鍋君と夏目さん後で職員室に来てね！」
と担任が…ちぇ！
そして職員室に行った。「真鍋君、前はもっと勉強できたじゃない」
『はい…すみません』
「もう戻っていいわよ」『失礼しました』
「あ…前は頭よかったんだね…」
『あぁ…今回はヤマがハズれただけだよ』
「本当？」
『うん』
「あのぉ…夏目さん？先生待ってるんだけど…」「ぁ…はーい！んじゃね悠人君。悠人君の事信じるから！」
『あぁ…』
悠人君は去っていった。
ーーーーーーーーーーー「部活いこ！詩織！」
「うん!!はやくいこ！紗良」
そして部活へ行った。
「ごめんね、詩織。今日用事あった…」
「いいよ！バイバーイ」「バイバーイ」

「まだ誰もいないなぁ…」
と呟いていたら…
『俺がいるけど？』
え!!
「隼人君！」
『ｸｽｸｽ…面白いねＷ詩織ｃは』
「え…そうですか？」
ちょっと恥ずかしい…
『そうだ!!悠人の事なんだけど…』
「へ？なんですか？」
『最近、学校帰ってからすぐ出て行って、夜帰ってくるんだけど…』
「え!!」
『んで、俺が明日テストだろ!!勉強しなくていいのか？っていったら『テストより大事な物を探してるんだよ！』って言われたんだよ…』
「そうなんですか…」
『怪しいと思って悠人のカバン探ったら女の子が好みそうな雑貨屋の店名がずらーっと紙に書いてあって…』
？何をしているんだろ… 「あ！」
『ん？』
「私…前ウサギのキーホルダーを落として、悠人君が壊したってなっちゃって…私が悠人君にぶつかったのに…」
『あぁ…だからか』