「こちらにどうぞ~」
レストランにはまだ相手の親子は来てなくて、
奥の方の席に案内された。


「もう着くみたいだよ~」
親父が携帯を見ながらそう言った。



「こちらになります。」
メールから5分も経たないうちに、
相手は案内されてきた。


「ごゆっくりどうぞ。」



…は


あたしは

頭の中がパニック状態になってしまった。