「はい。」
土日関係なく親父と瑞希ちゃんは仕事。

だから優真がうどんを作ってくれた。


「わーい、ありがと。」

あたし、テンション上がってるよ!!

だってさ、
好きな人の作ってくれたご飯が食べれるんだよ??

普通ないって、そんな機会。


「まだ、片付け終わんない??」
「うん。優真終わった??」
「ほとんど終わったから、手伝おうか??」
「ほんと??助かる!!」



そうして、お昼を食べ終えて、
あたしの部屋で2人で片付けしてる。


「あと、段ボール4つ…」
優真が疲れたような声を出す。

でも優真がいると、ホントに進む。

「たぶん、残りは全部洋服類だと思う。」

「へーい」

段ボールを開けて、
服をクローゼットとタンスにわけてしまっていく。