「む…優真の荷物は??」
「そっちの部屋に置いてある。」
「え、じゃあ左がよかったの??」
「じゃなくて、千優は絶対右取ると思ったから。」


何この人…
あたしをわかってるみたいな事言ってる。

すごいよ…



"ガチャ"

「ちぃちゃ~ん、ゆぅくぅ~ん、これ手伝って。」

玄関から親父の声。

「はぁ~い」



段ボールに(炊飯器.電子レンジ.トースター.コーヒーメーカー)"
って書いてある。



「重っ!!!!…ち…千優、手伝って。」

さすがに優真1人じゃ無理みたい。

「はははっ、優真変なカッコ。ははは…」
「笑ってないで早く~」


優真可愛いなぁ…
これからは、お互い、お互いを知って、
たくさんの事に挑戦して、全てをさらけだして、

一緒に生活していこうね。