《夕日塔番外編》 想いの裏側

「ア、アンタ……気づいてたの?」


目をパチクリさせながら聞くと、頬に手を添えられた。


熱で全身熱かったハズなのに、そこだけ更に体温が上がる。


「ああ。見てりゃあ分かったよ。お前朝から体調良くなかったんだろ」


ズバリ当てられた驚きで、一瞬だけ頭の働きが止まった気がした。


「ん………ごめんね迷惑かけて……」


ポヤーーーッとしていたせいもあり、宮迫を見上げて素直にお礼を告げる。


するとなんでだか、健康そうな宮迫の顔までもが赤く染まった。


「宮迫……真っ赤。もしかして私のカゼ移しちゃった………?」