「ホント!?いつもありがとう、稚鶴♪」


ニッコリ笑顔でお礼を伝える夕穂がカワイくて、思わず抱きついた。


「キャアッ!?ちょっと稚鶴!?苦しいよ~~~~!!」


「夕穂はやっぱりカワイイね!私が男の子だったら絶対好きになってたよーーー☆」


「アッレーー?お前男じゃなかったのか?あーーー、一応女の子だったか」


せっかくの癒しの時間に、にっくき男の声が割り込んで来る。


私はゆっくりと夕穂から離れて、その声の主を睨んだ。


「み~や~さ~こ~~~!!アンタはいちいちいちいち、ウルサイのよーーーーっ!!」