病気かもしれない。 何もかもチグハグな私たちが惹かれ合ってしまうのは……病気なんだ。きっと――― 「……恋病」 「“こいやまい”…?」 「そう。 私たちが離れられないのは……離れたくないのは、恋病のせいだよ。きっと…」 蒼くんの肩に頭を寄りかからせて背中に腕を回す。 ……逢えなかった分、離れたくない……。 「恋病か……なら、いつかは治るのかな」 蒼くんの言葉に頭を上げると、ニヤリとしてる。 ―――いやな予感しかしない。 .