先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】





「イージカムイージーゴーだよ、アヤ。」

「ん?」

「簡単に手に入るものは、簡単に去ってしまう。ってね。」

「ふーん?わかった、ありがとー」



何だかよくわかってない顔のまま、アヤがノートに書き始める。


「て、アヤ、それ答えじゃないからね!?」



私があわててアヤの席に駆け寄ると、


後ろでタカオちゃんがケラケラと笑った。





窓の外は、快晴。





空の青さに目を細めながら、

タカオちゃんの隣りに戻ると、


窓辺に頬杖をついたタカオちゃんが、

小さくつぶやいた。



「頑張って、・・・まっとうしてもらおうじゃないか」


「え?」


その視線を追って
私も校庭を見おろすと、


遠くで、
こちらに気づいた先生が軽く手をあげた。






私は、

だいすきなタカオちゃんと並んで、



リョースケ先生に向かって手を振った。