先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】


「そーやって、見えないところでコソコソするから、変な方向に行くんだよ。

堂々と目の前にきて言ってくれれば、聞くよ。一応。」


でも、振るくせに。


「向かい合って、
直接、目を見て、口を開けば、

それで済むことだろ。

全然関係ないところでぐるぐる悩んだり、嫉妬したり、

そんなことする余地なくなるじゃん。


いやな気持ちにならなくて済むだろ。」



な?と先生は明るく笑うけど。




わかってんのかな。

わかってて、言ってんのかなあ?



向かい合ったら、逃げ場なんてどこにもない。



一対一でぶつけた所で、

壊れるのは、
傷つくのは、

全面的にこっちだってわかってる。



それなのに向かい合う事が、

どれだけ怖いことか。


勇気のいることか。




そんな場所に立って、
先生を見つめ返す事ができるのは、



私は、

タカオちゃんくらいしか知らない。