お・いーーーっっ!!
いくらなんでも、
それはないでしょ、先生~~!!
あまりにも
あんまりなことを言われて、
とっさに何も言い返せなくて、
なんだか涙がにじんでくる。
「だめだろ、邪魔者は俺らの方なんだから。
さっさと片付けて、帰るぞ、ほら。」
靴を脱いで上がってきた先生に、
私は涙声で、必死に訴える。
女の子がとっさに、
やばい、って顔をするのが、
目の端にうつった。
「だって、ショウジがっ、うまくはまんないんだもんーっ」
いや、そうじゃなくて。
だけどそれを聞いて先生は嬉しそうに笑うと、
できあがった障子を抱え上げて、
しげしげと眺めた。
「おおっ、上手にできたじゃん。職人技!!」
それからガコッとそれを、そこにはめこむ。
私は急いで、
落ちてるカッターとノリを片付けて、
先生のそばに駆け寄った。
女の子が必死の形相で、
いちいち私の動きを目で追っている。
その表情は、今にも泣き出しそうだ。
「そんなことより、だってね、先生っ・・・」
女の子が、言わないで!とすがりつくような顔をするのを
視界の端で見届けながら、
私はキッパリと、言い放つ。
「この子、うちにイタズラ電話してきたの。」

