「・・・ねえ、イタズラ電話とか、もうしてこないでね。」
はっきりと、そのものズバリを切り出した。
「は!?」
女の子がすごい目つきでこちらを見たのに気づきながら、
ガタンと、わざと大きな音をさせて、
そ知らぬ顔で、障子をそこに立てかける。
「最初は面白そうだったけどさ、
最近はなんか、ネタぎれになってきてるよ~。
そろそろやめたくなってたんじゃないの~?」
たたみかけるようにそう言って
彼女の方に顔を向けると、
真っ直ぐにその子を見つめた。
ぐっと、女の子がつまる。
私はその目をとらえて、逃がさない。
「でもまずは、謝って。」
くやしそうに私をにらみながら、
なにか言い返そうと、女の子の口が動く。
だけど何も、でてこない。
そりゃそうだ。
だって正しいのは、私なんだから。
間違えたのは、この子。
だから私は、どこまでも正しい。
「謝って。」
余裕たっぷりに威圧しながら、
彼女の方に足を踏み出す。
そのとき。

