せっかく綺麗にビシッと張った障子も、
そこだけが白くてなんだか心細い。
泣きそうになりながら、
ガタガタといつまでも障子と格闘していると
女の子が呆れたように近づいてきた。
「邪魔なんだけど。」
「だから、ごめん、て。」
言い終わらないうちに、
すぐ横に立った女の子がひじを突き出してきて、私を押した。
そして次の瞬間
私とその子は、ぽかんとした顔で見つめあっていた。
女の子がよろめいて、後ろ足を突く。
私が、超重量級のボディを持ってるとか
そういうわけでは決して断じて絶対ない。
もしかしたら、障子を抱えて踏ん張ってたせいかもしれない。
はじき返されて衝撃を食らったのは、
女の子の方だった。

