「・・・なんであんたがここにいるの?」
今度は体操着じゃないけど、勿論わかる。
さっきの女の子だ。
「・・・え、と、」
どう説明したらいいのかわからなくて、
ひとまずできあがった障子を抱え上げて、
もとの場所に持っていく。
痛いくらいの視線に、
背中を冷や汗が伝う。
ガタガタと無理やり
障子をはめようとしながら、
自分の運のなさを、とことん呪った。
よりにもよって、
リーダー格(多分)じゃないの~。
「・・・ちょっと、シカト?」
「そ、そんなつもりは、あの、片付けたらすぐ帰るし!!」
だけど障子は全然、はまってくれない。
そんなに重くもないとはいえ、
持ち上げ続けるのはかなりキツイ。
手がしびれる。
せ、せんせい~、
ちょっと、引き受けてよこれ~。

