先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】



恐ろしさのあまり、
心臓がつぶれそうなくらい縮んだ。


とっさに、
私はきびすを返して走り出す。



上履きなんかどうでもいい。

恐怖で足が使いものにならなくなるよりも早く、


・・・なのに、急いで私は上履きをつっかける。


あわてすぎて、転びかけながら部室を飛び出そうとして、



次の瞬間、
あっけなく先生に捕まった。



ぱくぱくと口を開くのに、

悲鳴すら出てこない。



「何で逃げるんだよ、悪かったよ、怖い顔して。」


私の腕をつかんだ先生は、

なだめるような口調でそう言うけれど、


完全にパニくった私は
そうそうに観念して、

早口でまくし立てるように謝った。


「ごめんなさい、先生とタカオちゃんが二人になるように、私が仕組んだの・・・!!」



「・・・・・・へ?」


きょとんとした先生が、手を緩める。