先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】




「・・・・・・先生、手が、ぬれてるよ。」


「そーなんだよ、さっきから滑りそうでプルプルしてんの。

誰かサン探して、雨に降られてさー。」


気が抜けるような軽い口調で、そんなことを言う。


言われて窓の外に視線を走らせると、

確かにひどい荒れ模様だ。



ガラスにぶつかる雨粒に、いま初めて気がついた。




「・・・誰かって、私?」




ふっと、力が抜けた。