先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】




「ねえー、どうしたの?」

「すごいビクビクしてんだけど。」

「やっぱクラスでも、いじめられてるとか?」


そりゃそうだよねー!!


甲高い笑い声が、あたりに反響する。

頭の中で、鳴り止まない。

チカチカめまぐるしく光るのは。




アラーム。







『せんせー、ユリさんが私の悪口を言います!』






―――

――――・・・



小学校の時、クラスの女子とケンカした。


その子はクラスでも中心的存在で、





担任の男の先生が、好きだったのだ。







「わるぐちー?なんて?」

「私より、自分のほうがカワイイって」


「帰りの会」でいきなり指名されたかと思ったらそんなことを言われて、私は面食らってその子を見つめ返した。


何より、なんでそんなことを言われたのかわからなかった。


彼女が担任の先生を好きだなんて、

私はこれっぽっちも知らなかったから。

(実際の理由なんて、その日の授業でたまたま私が何度もほめられたとか、そんなものだ)