先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】




階段、

踊り場、

使われてない教室、

思いつく限りの、ありとあらゆる場所をさまよった。


とにかく一人になって落ち着きたくて、

だけどどうしてか、どこもかしこも居心地が悪くて。



どこにも、私が隠れられる場所なんかなくて。



怖くて怖くて怯えながら、

このまま帰ってしまうのはもっと怖くて、

途方に暮れて、校内を歩き回った。



だんだんすれ違う生徒が少なくなって、

昼休みが終わっていた事に気づく。



・・・もう一回、確かめてみようか。


それとも、
そうだ、タカオちゃんがちゃんと授業に出てるかどうかを見て、

先生が屋上かどっかにいるのを確かめれば、・・・



それから、

それから・・・



「げ。今日、由利こずえが来てるって、ほんとだったんだ。」




聞き覚えのある声が昇降口に響いた。