いつの間にか、
クラスメイトがわらわらと集まってきて、
私と綾瀬さんたちで作ったシマを、取り囲んでいる。
矢継ぎばやの一問一答は、
四方八方から飛んでくる。
ていうか、
目の前の綾瀬さんや鈴木さんまで
私の答えによっては興味を示して口を挟む。
私は、それにもすかさず即答する。
自分の潔白を証明するためにも
言い淀んだら負けな気がして、
でも、
・・・そ、そろそろショートしそう。
こんなやり取り、「会話」にもならない。
いい加減飽きてくれないかな。
ていうか、だんだん私が飽きてきた。
そうだ。
タカオちゃん、どうなっただろう。
ちゃんと先生と話せてるかな?
ほんとに告白しちゃってたりして。
いや、いいんだけど。
・・・そしたら先生、どうするんだろ。
思いついたら、いてもたってもいられなくなった。
私はいきなり立ち上がると、
用事があって急いでいるというそぶりで
辺りを手早く片付けながら、
ひじょうにテキトウに、
クラスメイトの質問を切り上げた。

