先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】




だって、お昼は?とか、

誰と食べるの?とか、


私の心配ばかりするタカオちゃんの背中をぐいぐい押して、

教室の外へと連れて行く。


「大丈夫、お昼ならサトちゃんにまぜてもらうから!」


どんっと、胸を張って見せたのに、

視界の隅で、
サトちゃんが戸惑って辺りを見回す。


お~い、サトちゃん。

気持ちはわかるけど、


今だけは、お願い~~。


そんな無言のメッセージが、

数ヶ月ごぶさたしてた
クラスメイトに通じるはずもなく、


微妙に険しくなったタカオちゃんの視線をなだめながら、


私はすぐ目の前にいた、
アヤ、こと綾瀬さんに話しかけた。



実は今まで一度も話したことがなかったけど、

気の強そうな見た目通りにさっぱりした性格の彼女は、


気前よく、
一緒にお昼を食べる事をオッケーしてくれる。