先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】



真剣にじっと見つめると、

先生もまじまじと私を見返す。


「あー・・・まあ、最近は女のピン芸人も結構売れてるしなあ。」

「そっちじゃない!!」



んーっと、かすかにうなりながら、

先生は天井を見て、

窓の外を見て、
足元を見て、

最後に私を見た。


「想像した。」

「した?」


「将来ビッグになったユリが、
テレビ番組で「お世話になった恩師です」って俺を紹介するとこまで想像した。

てことは、だ。

もしもそんな未来になっても、

俺はやっぱ、ユリの先生だろ。」



なんだそりゃ・・・!!




「どこをどう間違っても、先生だけは呼ばないよ!!」



なんだか、
胸の中でふわふわとあったかいものが

はずんでいるのを感じながら、


私はこみ上げてくる笑いをかみしめる。





・・・ほんとに。




どこまでわかってるんだろうなあ、この先生は。