ゼイゼイと、せわしなく肩を上下させ

なんとか息をつげるようになると、



「お前なんか、ボロボロにされて
捨てられてしまえ!!」




呪いのようにおぞましい言葉を吐き捨て、




ユリの部屋から、逃げ出した。