先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】



トゥルルルルルル♪

トゥルルルルルル♪



・・・今度こそ、先生かも。





『俺はもう明日からここに来ないけど、

寂しくなったらいつでも来いよ、ガッコウ。』





あの時、ちゃんと聞いてなかったけど、

そういったのは覚えてる。


でも先生が途中で投げ出して
それっきりなんて

らしくない。


全然リョースケ先生らしくない。



私が聞き流してるのをわかってて

ちゃんと説明しないで
そのままなんて、

そんな中途半端なことしたりしない。




―――何があったんだろう。

何が、起きているんだろう。