「ケイが走って来てくれたの、覚えてる」 「、、、走ってねえよ」 「ありがとう」 …ほんとは、ちゃんとしたトラックで走ってもらうつもりだったんだけど。 そう、また笑いながら。 「あんなん、走ったうちに入んねえよ、、、ばーか」 小さく、痛みをこらえるように、それでも笑う。 ほんとにばかか。 ほんとのばかだ。