続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

「波留さん!ご飯行きませんか?みなさんも一緒に」

波留さんの輪に入って行った

「飯か、いいな。行こうぜ」

「ああ。葵ちゃんと飯行けるなんて嬉しいな」

「隆弘君も一緒ですけど」

「全然いいよな」

「俺、ロッカーからバイクのキー持って来る」

そう言って優希さんはロッカーに走って行った

「敦、お前の後ろに俺乗っていい?」

波留さんが言った

「ああ、いいよ」

「じゃあ、蓮斗は優希の後ろな」

「…葵はどうするんだよ」

蓮斗さんは言う

私!?

「葵は自分のバイクで行きますよー」

「そうか?じゃあ、行くか」

ロッカーからキーとケータイを持って駐車場に行くと

みんな準備ができていた

ヘルメットをかぶりバイクのエンジンをかけて準備万端にしていると

隆弘君が来た

「葵、俺の車に乗って行けよ」

「葵はバイクで行くよ。運転するの好きだし」

「じゃあ、後ろ乗せてよ」

なんで、そうなるの?

「また今度ね。ほら、行こうよ」

私はそう言ってバイクを走らせる

後ろになんて載せれないよ

先生でさえ乗せたことないのに他の男の人なんて乗せれないよ