続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

バイクをチェックしたりバイクを移動させたりしていると

「葵?」

後ろから名前を呼ばれた

「わっ!びっくりしたぁ…」

振り向くと

「隆弘君?」

私の後ろに隆弘君が立っていた

「どうしたの?」

「和葉さんがここに葵がいるって聞いたから」

「そうだったんだ」

「手伝おうか?」

私の後ろにあるバイクを見て言った

「あ!大丈夫だよ。もうすぐで終わるから」

「でも…葵1人で運べるのか?」

「大丈夫だって!葵こう見えても大型二輪の免許持ってるんだから!」

「そうか…じゃあ、その仕事終わったら昼飯行こうぜ」

2人きりで?

それはさすがにダメだよね?

「み、みんなでご飯食べに行こうよ!」

「でも、俺は…」

「ね!そうしようよ!葵、すぐに仕事終わらせて波留さん達呼んで来るね」

私はまたバイク運びに戻った