続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

「えっ!波留さんって27なんですか?」

「そうだよ。蓮斗も27だよ」

バイクを洗いながらそんな話をしている

波留さんも蓮斗さんも27には見えない

もっと若く見える

「優希は24で敦は20だよ」

そんなことも教えてもらった

敦さんが20だなんてなんだか意外…

敦さんが1番大人っぽく見える

ここで働いてる人達はみんな一般的に言ったらかっこいい方に入ると思う

「でも、葵ちゃんみたいな小柄でかわいい女の子が入って来て俺らは嬉しいよ。なぁ?」

波留さんは蓮斗さんに向かって言った

「月菜〔Tsukina〕ちゃんが泣くぞ」

蓮斗さんの今日、2度目の発言

「月菜ちゃん?」

誰だろ

そう思い波留さんの方を見る

「俺…結婚してるんだよ」

波留さんは照れ臭そうに言った

「結婚!?」

「ああ」

「奥さん、どんな人ですか?」

「普通の女だよ。それより葵ちゃんは彼氏とかいるの?」

「彼氏は…」

なんかこういうの慣れてないから恥ずかしい…

「いますよ…」

「だよね!葵ちゃんみたいなかわいい子がフリーなわけないよな」

波留さんの言葉に私は苦笑い

そして助けを求めるかのように蓮斗さんを見ると蓮斗さんも呆れた様子だった