続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

今日の仕事は終わり店から出ようとすると

「神崎さん!」

後ろから声をかけられた

「はい?」

4人の男の人がいた

「和葉さん、俺らのこと全然紹介してくれなかったから自己紹介だけしとくね」

新島波留〔Nijima Haru〕

短い真っ黒な髪色が特徴だった

明るい感じがした

赤松蓮斗〔Akamatsu Rento〕

茶髪のロン毛が特徴的

4人の中で1番口数が少なかった

遠藤優希〔Endou Yuki〕

髪に真っ赤なメッシュが入っていた

ニコニコしていて優しそうだった

佐々木敦〔Sasaki Atsu〕

グレーの髪色で大人な男性って感じがした

みんなに下の名前で呼んでって言われたから下の名前で呼ぶことにした

そして私も下の名前で呼ばれる

職場の雰囲気がよくてよかった

そんなことを思いながら駐車場に行くと

車に乗り込もうとする真山隆弘君の姿があった

目が合って軽く会釈をする

「あっ、神崎さんだよね?」

「はい!そうです」

「今18?」

「はい。そうですよ」

「同い年じゃん。タメでいいよね?」

「葵は全然いいですよ!」

「じゃあ、葵って呼んでいい?」

少し違和感を感じたけど

「いいよ!葵は隆弘君でいい?」

そう返事を返した

「じゃあな。葵!」

そう言い隆弘君は車に乗り込んだ

そんな隆弘君を見て手を振った