続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

ラクガキも終わって印刷も終わりプリクラが出てきた

「先生ー変な顔だ!」

「うるせぇ!お前なんてもともと変な顔だろ」

「バカって言わないで」

私はその場でプリクラを切り分けてケータイに貼った

「先生も貼る?」

「貼らねぇよ。誰かに見られたらどうするんだよ」

「大丈夫だよ」

「大丈夫じゃねぇだろ」

私と先生が1番笑っているプリクラを貼った

先生は切り分けたプリクラを財布の中にしまっていた

その後は2人でゲーセンの中をグルグルと回って遊んでいた

「先生、ウサちゃん取って」

私はクレーンゲームの大きいぬいぐるみを指差して言った

「無理だ」

「ヤダ!ウサちゃん!」

「わがまま言うんじゃねぇ」

私は拗ねてフラフラと歩いて行った

1人になり、冷静に考えていると

私が悪いのかもしれない

私がわがまま言って

拗ねて…

先生にごめんなさい言わなきゃ…

先生を探す

しかし、このゲーセンは少し広いため探すのは大変だ