お昼ご飯を食べ終わった後は2人で砂のお城を作ったり砂浜に2人の相合傘を書いたりして遊んでいた

「爪に砂入った」

「しょうがねぇだろ。砂遊してるんだから」

と怒られた

2人で遊んでいると何時の間にか夕方になっていた

「そろそろ行くか」

「そうだね」

私達は立ち上がり車へと向かう

「他に行きたいところあるか?」

車に乗ってすぐに先生に聞かれた

「えっと…」

私は考えた

「あっ!ゲーセン」

「ゲーセンに行きたいのか?」

首を縦に振る

ゲーセンでプリクラ撮りたい

「わかった。ゲーセンな」

先生は文句も言わずにゲーセンへと向かう

「ねぇ、先生は行きたいところないの?」

「なんだよ。いきなり」

「だって葵の行きたいところばっかり…」

「いいんだよ」

「なんでよ…」

「お前と2人ならどこでもいいんだよ」

先生…

めっちゃキザなこと言ったね